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新TOEIC受験しました

昨日のTOEICをお受けになった皆さん、お疲れ様でした。
いかがでしたでしょうか。

新形式の第1回ということで、私も受験してきました。
今回の目的は主に問題の分析と情報収集であります。新公式問題集や
公式サイトにあるサンプル問題等で、変更点は把握していたものの
幾つか疑問点があったので、その確認ですね。

実際に受けてみて初めて分かったこともあったので、有意義でした。
メモを取れないので、気づいた点を覚えて帰ってくるのが辛かった
ですが…(笑)。
今、新TOEICの対策本を執筆中でして、さっそくこれらの情報を
その本に、そしてまた普段のレッスンに活かしたいと思います。

それにしても久しぶりの受験でしたが、問題形式が変わったので
新鮮で楽しかったです。

やはり、今回の変更で思うのは、本当の英語力をつけないとスコアが
上がりにくいということでしょうか。新しく導入された、意図を問う
問題を始め、行間や話の流れがきちんと分かっていないと解けない問題が
増えたように思います。巷では、「TOEICのスコアが高い割には、
英語ができない人が多い」という議論も耳にしますが、これで少しは
解消されればいいなと思います。

私のレッスンでは、国語の授業並みに行間とか話の流れとか、
書き手の意図を考える授業をしているので、受講生の方は今回の
変更に対応しやすいのではないかと思っています。何人か受験された
はずですので、出来を聞くのが楽しみです。

次は、6月に受験予定です。お受けになる皆さん、ぜひ頑張っていきましょう。

増刷決定

『イラストだから覚えられる 会話で必ず使う英単語1100』は
発売3週間足らずで増刷決定となりました。

丸善やジュンク堂などが参加しているhontoサイトでは、単語・熟語・
慣用語部門において、24時間ランキング第2位、週間で6位に入りました。
なかなか好調なようです。ご購入いただいた皆様には、感謝申し上げます。

スピーキング力の向上を目指している方には、ぜひお読みいただきた
いと思います。

収録語の選定

『イラストだから覚えられる 会話で必ず使う英単語1100』
発売から一週間が経過しました。編集担当者からは、かなり調子がよい
と報告をもらっています。ご購入いただいた方には、感謝です。

今日は、収録語の選定についてお話ししようと思います。

みなさん、「日常会話」って何を指すと思いますか?

いろいろ考え方はありますが、私は「今の生活をすべて英語で
行うこと」だと考えています。つまり、自分の日常生活をそのまま
英語で行うのに必要な会話ということですね。
試しに、この1週間、朝起きてから夜寝るまでに日本語で自分が何を
話したのか思い出してみてください。それがご自分にとっての
『日常会話』です。

そこで本書は、普段の生活で見かけるもの、あるいは普段の日本語
での会話に出てくるものの名前を片っ端から英語で言えるようにする
ことを目的に単語を選びました。

手に取っていただくと分かると思いますが、本書に収録されている
語は、その日本語訳を普段の生活で使ったことがあるものが多い
はずです。

そして、日本語で使ったことがある語なら、英語で日常会話をする
場合も、使うはずだということですね。

もちろん、普段会話で何を話すかは、人それぞれです。
年齢や職業、趣味や生活の違いにより話すトピックは異なります。
例えば、家事や育児に忙しい方は、調理器具やおむつ、おしゃぶり
といった育児にかかわる語を使う機会が多いはずです。
ガーデニングに興味のある方は、「じょうろ」「スコップ」といった
道具の名前、あるいは、花の名前、そして、日曜大工が好きな方は
工具の名前をよく使うのではないでしょうか。

逆に言えば、自分の生活にはあまり関係のない語も含まれているかも
しれません。そういった単語は、後回しにしてかまいません。いずれ、
相手が使ったときに理解できるように、後から覚えましょう。

これは執筆中に気が付いたのですが、「ムカデ」「カメムシ」
といった害虫の名前は、住む場所によって使用頻度が異なるようです。
編集者に「ムカデとかカメムシとか、日本語でも使わない」と言わ
れた時は、驚きました。やはり都会では見かけないのでしょうね。

私の住んでいるところが山に囲まれている地域だからか、夏になると
室内で10~20cmの大きなムカデを見かけて、家族で「昨日、ムカデ
見たで」って注意しあいますし、カメムシも季節になると外に干した
洗濯物によくくっついてきて、下手をすると気が付かずに取り込んで、
そのまま着てしまう(!)というえげつない目に合うので、会話ではよく
出てきます。なので、近所のネイティブと話すときも、そんな話題に
なりやすいんですよね。「お前んち、もうカメムシ出た?」「おお、
出た出た」みたいな(笑)。もし、そういった地域にお住まいでない方は、
後回しにしてください。

全般的に、生き物の名前は、お子さんがいるご家庭でよく使われる
気がします。動物とか昆虫とか好きな子なら、そんな会話になりやすい
ですし。また、子供英会話でも、興味を持ちやすい生き物の名前を教える
ことが多いようですので、お父さんお母さんとしても、動物園や水族館に
行く前に覚えていくと、「『ナマケモノ』って英語でなんて言うか知って
る?」みたいな話ができます。とはいっても、実は英語表記されている
ところが多いので、暗記していかなくても大丈夫なのですが(笑)。

Chapter 1の動作については、自分自身の生活を振り返ったり、
スタッフや家族など身の回りの人たちにいろいろ話を聞いて、割と
よく使うのに、初級~中級学習者でも言えなさそうなものを収録して
います。

ちなみに「足の小指を椅子にぶつける」というのは、執筆中の実体験
です。ぶつかったのは椅子ではなく棚だったのですが、そろそろ寝ようと
思って、歩き出したときに思いっきりぶつけてしまいまして、まさに前回の
あの絵と同じ状態になりました。そして、「くううっっ」とうめきながら、
「あ、これ、単語集に入れよ……くうっっ」っと思いついたのでした(笑)。
それに、よく考えたら、年に1度や2度はやってますし。

本書の使い方でも書きましたが、まずはパラパラと一通りめくってみて、
使いそうな語が収録されているChapterから覚えていってみてください。
キーとなる語を覚えると、話が通じやすくなると実感できると思います。

発売開始

『イラストだから覚えられる 会話で必ず使う英単語1100』が
発売開始となりました。

イラストは、漫画家のカミムラ晋作さんにお願いしています。
こういった英語教材のイラストをプロの漫画家さんに描いてもらう
というのはなかなか珍しいのではないかと思います。

実は、1100枚を超えるイラストをかなりの短期間で描いてもらわな
ければならないということもあって、当初、絵柄のよく似た複数の
イラストレーターさんに描いてもらうつもりでいました。
編集担当の方もそのつもりでいろいろと探してくださったのですが、
たまたま、カミムラさんのスケジュールが連載の合間で空いていたと
いう偶然があり、また、サンプルを見せていただいたところ、
丁寧な絵柄で、本書とよくマッチしそうだったのでお願いすることに
しました。

漫画家さんと一緒に仕事をするのは初めてなのですが、まず驚いたのは
仕事が丁寧で速いということであります。アシスタントさんとともに、
尋常ではない速度で次々と作品が仕上がっていくのが圧巻でした。
私のスタッフの中に、漫画家のアシスタントもしていた者がおりまして、
彼女から「連載作家は仕事が速い」とは聞いていたものの、予想以上の
スピードと、またクオリティでした。カミムラさんにお願いできたことは
とても幸運だったと感謝しています。

もう一つ気がついたのは、発想の柔軟性でしょうか。
たとえば、「足の小指をいすにぶつける」という表現だと、普通思いつく
のはぶつけた瞬間を切り取って描くことだと思いますが、実際にはこう
なりました。



ファイル 477-1.gif




なるほどです。姿勢だけで何が起こったのか分かりますし、顔が見えて
なくても苦悶の表情が目に浮かびますね。自分では絶対思いつかないので
流石だなあと感心させられました。

そして、もう一つ、私のお気に入りの絵が

play dead「死んだふりをする」

です。

特に構図の指定はしなかったものの、当初、私がイメージしていたのは、
「熊に出会って人が死んだふりをしている最中」の絵でした。

ところが、送ってこられたのがこれでした。下記のボタンをどうぞ。





ファイル 477-2.gif




そもそもネコって死んだふりをするんだっけ? とか、この絵を見て
「死んでいる」ではなく、「死んだふりをしている」と当てられる
のかとか、いろいろ突っ込みどころは浮かんだのですが、この発想と絵の
インパクトに一撃でやられました。

実は、掲載されているのは見出し語と同数の1106枚であるものの、この他に
数十枚ほど書き直しや修正、ボツになったものがあります。このネコの絵も
見た瞬間は『面白いけどボツか』と思いました。

しかし、よくよく考えてみるとイラストの目的は、単語の暗記をしやすく
することです。それならば、この絵はその目的を十二分に果たしていると
言えます。というより、むしろ一旦見たら脳裏に焼き付きついて、一生
忘れなさそうですよね。というわけで、ボツにせず収録することにした
のでした。

このようにとても印象的なイラストが多い本書をぜひ一度お手にとって
みてください。

震災

今回の地震により被災された皆様には謹んでお見舞いを申し上げます。
また、お亡くなりになった方々には心よりご冥福をお祈りいたします。

熊本は大地震が起こる地域とは思っていなかったので、これほど
大きな震災になるというのは、ショックでした。やはり、地震の点から
すると日本に安全なところはないということでしょうか。

実は、私の母親の実家が大分県にありまして、今も叔母が二人、家族と
ともに住んでいます。熊本県との県境に近い地域ということもあり、
心配しておりましたが、揺れは酷かったものの食器棚の食器がみんな
落下して粉々になっただけで済んだそうで家族一同安堵しています。
ただ、震源地から離れたところでもそれぐらい揺れるとすると、震源地
付近ではどれほど激しかったのかと思うと、恐ろしいものがあります。

私が子どもの頃、母親の帰省にくっついて帰るときは、熊本空港まで
行ってそこから祖父母の家に向かっていました。今回、そうした
思い出のある土地が大きな被害を受けたのを見ると、とても心が
痛みます。

また、これまでも熊本や大分などからお越しいただいた生徒さんが
おられまして、どうなさっているのか心配であります。
みなさん無事だといいのですが……。

被害の甚大さを考えると、気軽に「頑張ってください」と言える
状況ではありませんが、1日も早い復興をお祈りするとともに、
自分でもできることを考えたいと思います。

なお、TOEIC公式サイトでは、震災の影響についてはまだ発表は
ありませんが、試験実施に影響が出る場合は、サイトで告知する
旨、記載されています。該当される方はこまめにチェックしてみて
ください。

イラストだから覚えられる 会話で必ず使う英単語1100

先日お知らせした、私の次の本についての続報です。
Amazon.co.jpで、すでに予約販売が開始されました。


イラストだから覚えられる 会話で必ず使う英単語1100

本書は、タイトル通りイラストを使って日常単語を暗記すると
いうのがコンセプトですが、単語別にイラストがついているのが
特長です。

こんな感じ。

ファイル 475-1.gif

大きな絵にたくさんの絵を載せるのではなく、通常の単語集の
形式で、単語のそれぞれにイラストが付属しています。
ある程度覚えたら、単語訳を紙か何かで隠して、絵を見て英語を
出すという練習をするというやり方です。

また、Chapterごとに設けられた復習テストでは、ランダムに
選ばれたイラストを見て英語を答える形式になっています。
こんな感じ。

ファイル 475-2.gif

これをタイマーなどを使って、一つ1秒~1.5秒ぐらいで
一気に暗唱できるようにするのが練習です。

いずれも、イメージと単語を直結させるので、

「言いたいことのイメージ→日本語→英語」ではなく、
「言いたいことのイメージ→英語」の練習なので、

スピーキングの上達にはとても効きます。

また、イラストを見て英語を答えるのは、日本語の単語訳を見て
英語に変換するより実際の会話の練習に近く、その分楽しいです。
子供のテキストには必ず絵が使われて、子どもたちは楽しそうに
覚えますよね。大人になってからは、文字を通して学習することが
増えますが、実はこれ、大人でも同じで、絵を使った学習は
楽しくて効果的なのです。きっと、これまで単語集では使って
こなかった脳の部位が刺激されるような感覚があると思います。
使える日常単語を習得したい方には、ぜひお読みいただきたい
一冊です。

なお、本書のイラストはプロの漫画家さんに描いていただきました。
次回は、この話を書いてみたいと思います。

1回2コマのレッスン

次回TOEIC(4月10日)を目指して、神戸からお申し込みをいただきました。
本番も近いということで、さっそく来週からレッスンが始まりますが、
1回2コマというハードなスケジュールであります。3時間のレッスンと、
通学の往復時間を考えると1日仕事になりますね。それだけ気合が入って
おられるのでしょう。

初心者の方でも上級者の方でも、英語力と関係なく、気合の入った方を
教えるのはとてもやりがいがあるので来週からのレッスンはとても楽しみです。

受講生の入れ替わり時期

毎年、この時期は修了される方と入学される方が増えて忙しくなります。
入学される方については春先ということもあって重なるのも分かるので
すが、スタートがバラバラなのに修了される方が重なるのはいつも
不思議です。

今ならお待ちいただかずに入学できると思います。ご希望の方は
お早めに。ぜひ一緒に頑張りましょう。

次の本

気がついたら、すでに3月もまもなく中旬。ここのところ、次に出版さ
れる本の著者校正に取り掛かりっきりで、時間と曜日の感覚が鈍くなっ
てます。

前回書いた、岡山の方は無事にレッスンが終了しました。いろいろ
気が付かれたことも多く、実のあるレッスンだったように思います。
ぜひ、ここで学んだことを生かして勉強を続けていっていただきたい
です。

さて、今とりかかっている次の本ですが、ちょっと目新しい感じなので、
出版されるのが楽しみです。

TOEIC用ではなく日常生活用の単語集で、スピーキングに使えるように
工夫をこらしてありまして、それを読者の方が見てどう思われるか、反
応を見てみたい気持ちです。自分では役に立つと思うんだけどなあ。
果たしてどうでしょうか。

基本的に、私が本を書くとき、昔を思い出しながら、自分が学習者なら
これが欲しいと思えるような本になるように心がけています。で、たぶ
ん、自分がイギリスに留学中にこの本を見つけたら大喜びで買ってたは
ずなのではないかと、まあ、自分で言うのもアレですがw。

ただ、留学中にスピーキングができなくて本当に苦労したんですけど、
ボキャブラリー不足、それも、日常生活に関わるボキャブラリーが決定
的に不足していたってことがあったんですよね。

もう25年くらい前の話ですけど、当時はTOEIC500点ちょい、英検2級
で、英語が好きだったこともあって、日常会話ぐらいはなんとかなるだ
ろうと思っていたのですが、全然なんともなりませんでした。今から思
えば、よく「なんとかなるだろう」と思えたなというレベルでして(笑)。

やっぱり学習した単語が受験寄りだったことで、日常生活の単語が壊滅
状態で、とても不便でした。ホームステイ先で、「蛇口の水は飲んでも
大丈夫なのか」すら尋ねることができませんでしたし、踏切とか歩道橋
とか街にあるものの名前も知らなくて、なんかもう、自分で言えること
が極めて限られる状態でした。

そこで、本書は、身の回りのものが片っ端から言えるように単語を選定
しています。わりと、そういう名詞ってキーワードになりやすく、しど
ろもどろでもそれさえ口に出せば分かってもらえる確率が上がることが
多いんですよね。それに、センテンスを作って口に出す上で、何か拠り
所があるというのはとても強みです。

英語を話す機会のある方にはぜひお読みいただきたいです。
また出版される頃に詳しく書きますね。

岡山からの申し込み

一日集中プライベートレッスンに、今度は岡山からお申し込みを
いただきました。遠いところをありがたいことです。
すでに800点オーバーのスコアをお持ちで、900点を目指して
おられるとか。
レッスン前のガイダンスは、遠距離のため電話でしたが、
とても熱心なご様子だったので、お会いするのが楽しみです。

それと、前回書いた長崎の方のレッスンは無事に終わりました。
とても喜んで帰られたのでホッとしています。
また、夏には、今度は1週間ぐらい泊まりこみで通いたいとおっしゃって
いただいてまして、なんというか、講師冥利に尽きますね。

ご本人はしばらく伸び悩んだそうですが、レッスン中の私の印象では
今後すごく伸びる感じがしましたので、次のTOEICはとても楽しみです。